間接損害について

料理04自動車保険の主体になっているのは対人賠償保険と対物賠償保険です。対人賠償が「人」の損害に対する補償なら、対物賠償は「物」の損害に対する補償です。また、賠償であることから他人の物しか補償の対象になりません。「他人」に該当するのは、被保険者とその配偶者・同居親族・未婚の子ども、及び、被保険車の運転者とその配偶者・同居親族・未婚の子どもを除く人です。

また、物というのは車だけではなく、住宅の塀や店舗の商品、会社の機材、道路のガードレールなどを壊した時も保険金で補償されます。さらに、物に対する直接的な損害だけではなく、物の損害を受けたことによって生じた間接損害も補償の対象になります。例えば、店舗を壊されたことで休業せざるを得なかったことによる逸失利益や、営業車を修理に出していたために支払うことができなくなった運転手に対する給与なども保険金で補償されます。

なお、保険金で補償されるのはあくまでも被保険者の事故における過失割合分だけです。例えば、相手の車に損害を与えたことによる修理代が70万円だったとしても、被保険者の過失割合が80%だった場合は、56万円だけが支払われます。また、賠償責任は時価額を限度とされているため、修理代が70万円だったとしても、相手の車の時価評価額が50万円だった場合は50万円だけ支払われます。

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